不老不死という「呪い」を抱えた者たちが織り成す、狂おしいほど熱い生の咆哮が本作の真髄です。無限の時を生きる孤独と、誰かと繋がろうとする切実な願いが、躍動する映像演出で昇華されています。高倉有加さんの熱演と松岡由貴さんが体現する悠久の重みが響き合い、観る者の魂を激しく揺さぶります。
膨大な原作を凝縮した本作は、映像特有のスピード感で物語の核心を鮮やかに射抜きます。緻密な作画による魔法と科学の交差は、静止画では味わえない圧倒的なカタルシスをもたらします。前作から続く壮大な歴史を継承しつつ、「永遠」の美しさと残酷さを描き切った、アニメという媒体の底力を象徴する一作です。