グレン・ハワートンの放つ傲慢なエネルギーが本作の核です。従来の学園ドラマの美徳を拒絶し、利己的な野心のために生徒を駒とする主人公の狂気は、痛快な毒気を感じさせます。パットン・オズワルトやポーラ・ペルらの演技が、その危ういキャラクター像を引き立てています。
本作の本質は、挫折した天才が見出す奇妙な連帯感にあります。教えることを放棄した教室で育まれるのは、知識ではなく共謀という名の絆です。冷笑的なトーンの裏に潜む社会への鋭い皮肉。型破りな手法で魂を解放していく、唯一無二の爽快感をぜひ体感してください。