あらすじ
「あの時あーだっタラ」「もっとこーしてレバ」タラレバ話ばかり繰り返していたアラサー三人娘が、幸せ求めて恋に仕事に悪戦苦闘、右往左往。心に刺さる痛快ラブコメディ。倫子(吉高由里子)、香(榮倉奈々)、小雪(大島優子)は、女子会と称して酒を飲んでばかりのアラサー独身女子。ある日、倫子は仕事仲間の早坂(鈴木亮平)から食事に誘われ、「告白?プロポーズ?」と思いがけずときめく。だが、謎の男・KEY(坂口健太郎)が現れ、タラレバ話ばかり繰り広げて騒ぐ倫子たちは「タラレバ女」と名付けられてしまう。突然つきつけられた厳しい現実。幸せ求めてタラレバ娘たちの奮闘の日々が始まる。
作品考察・見どころ
本作の魅力は、煌びやかな東京を背景に描かれる痛烈な現実と、それを笑い飛ばす女性たちの圧倒的な熱量にあります。吉高由里子ら三人が見せる焦燥感は、夢想に逃げる甘さを残酷に暴き出しますが、その演出はどこまでも愛に満ちています。単なるラブコメに留まらず、現代を生きる葛藤を鮮やかに切り取った視座が実に見事です。
不器用に幸せを模索する彼女たちの姿は、観る者に「今」と向き合う勇気を授けてくれます。色彩豊かな映像美と突き刺さる言葉の数々は、都会的な孤独を抱える全世代へのエール。絶望と希望が表裏一体となった本作は、人生の舵を自分で切ることの尊さを情熱的に問いかけてくる、大人のためのバイブルです。