あらすじ
南波刑務所(ナンバケイムショ)。海上に浮かぶ孤島にして、難航不落の巨大刑務所。屈強な看守達と世界最高水準のセキュリティに守られたこの刑務所から脱獄できる者は、何人たりともいない・・・はず!?謎の枷を持つ天才脱獄囚・ジューゴ(囚人番号15番)、女好きのギャンブラー・ウノ(囚人番号11番)、喧嘩上等食道楽・ロック(囚人番号69番)、持病持ちのオタっ子・ニコ(囚人番号25番)。13舎13房に集う、ちょっと変わった4人の囚人。彼らの脱獄を阻む為、日々ダッシュする最強看守の双六一!!個性豊かな囚人・看守達の最高にピュアでバカな物語が、この刑務所で幕を開ける!!
作品考察・見どころ
鮮烈なネオンカラーが躍動する極彩色のビジュアル美は、本作の象徴であり最大の魅力です。監獄という閉鎖空間を逆手に取った煌びやかな演出と、怒濤のテンポで放たれるハイテンションなコメディは、観る者の五感を瞬時にジャックします。小林大紀ら実力派キャストによるパッション溢れる熱演が、キャラクターの個性を爆発させ、唯一無二の生命力を吹き込んでいます。
双又翔による原作の鮮やかな色彩感覚を、映像ならではの光の演出で見事に昇華させている点も白眉です。単なるギャグに留まらず、後半に漂うシリアスな影や「己のアイデンティティ」を問う深いテーマ性は、アニメ化によりさらに劇的な重みを増しました。紙面から解放された囚人たちの絆が、映像美と共にエモーショナルに響き渡る逸品です。