シャベルを愛する(?)くるみ、皆をまとめるりーさん、しっかり者の後輩みーくん、おっとりした顧問のめぐねえらに囲まれた丈槍ゆきの瞳に映る幸せな“日常”はしかし……!?
本作の真髄は、柔らかな日常と凄惨なホラーが背中合わせに存在する、断絶の美学にあります。視覚的なメタファーを駆使した演出が観客の認識を巧みに揺さぶり、日常という名の幻想が崩れ去る瞬間の戦慄を、映像表現の極致として昇華させています。 水瀬いのり氏らキャスト陣による迫真の演技が、極限状態における生の輝きを鮮烈に浮き彫りにしています。可愛らしい絵柄とは裏腹に、過酷な現実にどう向き合い、何を支えに生きるかという普遍的で重厚な問いを突きつける本作は、観る者の魂を激しく揺さぶる衝撃作です。
脚本: 海法紀光
音楽: 柏森進 / MI-KO
制作会社: Lerche