あらすじ
警視庁が多様化する犯罪や警察の検挙率低下への対策という世間へのアピールのために新設した「特別犯罪対策室」の室長に就任したアメリカ研修帰りの訳あり女性キャリアの大澤絵里子と、大澤の下に就く各部署から不要と言われた個性的な「精鋭」達の活躍を描く刑事ドラマ。
作品考察・見どころ
天海祐希という希代の俳優が放つ圧倒的なカリスマ性が、本作を単なる刑事ドラマの枠に収まらせない至高のエンターテインメントへと昇華させています。完璧なリーダー像と人間味あふれる脆さが同居する「プロフェッショナルとしての矜持」は、観る者の背筋を伸ばし、仕事への情熱を再燃させる強烈な磁場を持っています。
一癖も二癖もある「落ちこぼれ」たちが、互いの欠落を専門性で補い合い、最強のチームへと変貌していくカタルシスこそが本作の真骨頂です。竹野内豊との軽妙かつ重厚な掛け合いや、スタイリッシュな映像演出がもたらす緩急自在なリズムは、放送から時を経ても色褪せません。個の力を信じ、組織の壁を越えていく彼らの姿は、現代を生きる私たちに鮮やかな希望を提示してくれます。