朝鮮王朝の世子の妃の死体が発見される。事件の真相を追う世子はひょんなことから300年の時を超えて現代のソウルにタイムスリップ、妃に瓜二つの女性に出会う。
300年の時を超えて交錯する運命。本作の真髄は、抱腹絶倒のコメディの中に潜む、痛いほど純粋な愛の叙事詩にあります。朝鮮時代から現代へ飛んだ一行が繰り広げるカルチャーギャップは、単なる笑いを超え、時代が変わっても色褪せない真心の尊さを浮き彫りにします。緻密なミステリー要素が、物語に重厚な深みを与えている点も見逃せません。 パク・ユチョンの威厳と愛嬌、ハン・ジミンの包容力溢れる熱演が、運命に翻弄される切なさを加速させます。輪廻転生という題材を借りて描かれるのは、たとえ姿を変えても魂が引き寄せ合うという究極の愛の形です。涙と笑いの果てに辿り着く、永遠の愛の証明とも言える圧巻のラストシーンは、観る者の心に一生消えない余韻を刻み込むでしょう。
脚本: Lee Hee-myung