あらすじ
東京のオフィス街で颯爽と働く雨宮蛍(綾瀬はるか)。干物女に突然訪れた恋の予感…!!干物女は忘れていた恋の感覚を思い出すことができるのか?
作品考察・見どころ
本作の最大の魅力は、綾瀬はるかが体現した「干物女」という生き方の肯定にあります。外では完璧に振る舞いながら、縁側でジャージ姿になりビールを煽る主人公の姿は、現代社会で戦うすべての人への極上のエール。等身大の自堕落さを、これほど愛らしく、そして誇り高く描き切った演出と演技の躍動感は見事と言うほかありません。
特筆すべきは、藤木直人演じる部長との絶妙な距離感です。恋愛の甘さ以上に、人間としての「素」をさらけ出せる居場所の尊さが描かれます。言葉選びのセンスが光るコミカルな掛け合いの中に、多様な幸福の形を認める温かな眼差しが貫かれており、観る者の心を優しく解きほぐす至福の映像体験へと昇華されています。
シーズンとエピソード