あらすじ
公立中学から、憧れの中高一貫制の私立山咲女子学園(通称・咲女)に入学する絵里子・由真・綾乃の3人。夢にまで見た、キッチュでスタイリッシュな女子高生。・・・だが、そこで見た女子高の“厳しい現実”。あまりのギャップに思わず逃げ出してしまう絵里子。入学前の決意は?女の子としての恥じらいは?素敵な男の子との出会いは?どこに行った?!どこに消えた?!どこに捨てた??クラスメイトの香田・姫路・小川を加え、その“厳しい現実”に立ち向かって行く絵里子たちのハイテンション・女子高ライフの未来は?!
作品考察・見どころ
本作の圧倒的な魅力は、ステレオタイプな「清純な女子高生像」を容赦なく破壊し、泥臭くも愛らしい彼女たちの剥き出しの日常を描き切った点にあります。能登麻美子や浅野真澄といった実力派キャスト陣が、時に等身大の欲望に忠実なキャラクターを熱演しており、その丁々発止の掛け合いは、単なるコメディの枠を超えた凄まじい生命力を放っています。
綺麗事だけではない無遠慮な本音の応酬から透けて見えるのは、格好悪さすらも肯定する圧倒的な人間賛歌です。映像ならではのテンポの良い演出が、彼女たちの予測不能な言動に爆発力を与えており、観る者はいつしかその奔放な生き様に、えも言われぬ解放感と明日への活力を覚えるはずです。女子校という閉鎖空間を舞台に、人間の本質を笑い飛ばすエンターテインメントの真髄がここにあります。