真実の愛を探し求める女性たちが、結婚相手を見つけるため美しい場所をめぐる旅へ。この旅のルールは2つ。男性は期限が来たら帰らなければならず、プロポーズできるのは女性だけ。
本作の真髄は、猶予なき「決断」が剥き出しにする人間の本質にあります。期限が予測不能という極限状態が、参加者の建前を剥ぎ取り、魂の叫びを引き出す演出は見事です。いつか終わるからこそ、今この瞬間を愛し抜けるのかという、普遍的かつ残酷な問いが全編に貫かれています。 旅情を誘う美しい景観と、愛を誓うか別れるかという切実な焦燥感のコントラストが、視聴者の胸を強く締め付けます。スタジオで見守る柴田英嗣さんらの鋭い視点も、この心理戦をより立体的に浮かび上がらせています。運命を自ら掴み取る勇気と、タイミングという魔物が織りなすドラマは、単なる恋愛リアリティの枠を超えた一級の人間賛歌といえるでしょう。
制作会社: Kyodo Television