文化爛熟期を迎えた元禄時代。五代将軍 徳川綱吉による独裁政治が行われ、賄賂が公然と横行し、武士道がもはや時代遅れと軽視された時代。強大な権力にたてつくものなど誰一人いなかったこの時代に亡き君主の無念を晴らすために家族を捨て、恋人を捨て、ただ「武士の誇り」のためだけに立ち上がった男たちと、それを支える女たちがいた。