LSD、シロシビン、MDMA、メスカリンといった幻覚剤の歴史と効用を、作家マイケル・ポーランがたどるドキュメンタリーシリーズ。
本作は、長らくタブー視されてきた物質を科学と精神性の交差点から再定義する、極めて野心的なドキュメンタリーです。マイケル・ポーランの知的な探究心は単なる好奇心を超え、人間の意識の深淵を照らし出す希望の灯火となります。固定観念を根底から覆し、魂の治癒という本質的な問いを投げかける姿勢に、観る者は深い知への没入感を覚えるはずです。 原作本が持つ膨大な知見を継承しつつ、映像版は「言葉にできない感覚」を圧倒的な視覚表現で見事に補完しました。活字では捉えきれない意識の拡張や色彩の躍動を、映像ならではの魔術的な演出で具現化しています。論理的な納得感と官能的な美しさが共鳴し、メディアの壁を越えて真理に迫る、映像化の理想形がここにあります。
監督・制作: Michael Pollan
脚本: Michael Pollan / アレックス・ギブニー
制作会社: Jigsaw Productions / Tree Tree Tree Productions