ある大陸のある戦中、ある中隊駐屯地で、青空をまぶしそうに眺めながら、のんびり一杯やっている男がいた。フーさんと呼ばれるその男は、駐屯地のそばに立つ軍専用の女郎屋“ピー屋”の主人だが、かつては軍で風船爆弾を研究する科学者だった。