この作品の真髄は、王たる者の誇りと仲間を信じる熱き意志がぶつかり合う、極限のバトル描写にあります。江口拓也が魂を込めて演じるライオーガの咆哮は、子供向け作品の枠を超え、視聴者の胸を熱く焦がす力に満ちています。運命をサイコロの一振りに託すスリルと、そこから立ち昇る気高い精神性が、物語に重厚なドラマ性を与えています。
原作漫画が持つソリッドな闘争本能を継承しつつ、アニメ版は躍動感あふれるアクションによって、静止画では到達し得ない爆発的なエネルギーを表現することに成功しました。運命は決まったものではなく自らの手で切り拓くものだという力強いメッセージは、映像化によってより鮮烈な輝きを放ち、観る者の勇気を強く鼓舞してやみません。