音楽に懸ける若者たちの青春とさまざまな試練をコメディータッチで描く。自称未来からやって来た音楽プロデューサーの亮(三浦)は、女子3人のガールズバンドをプロデュースし、彼女たちをスターダムに導くため奮闘する。
本作の真の魅力は、音楽が持つ衝動的なエネルギーと、三浦翔平演じる謎のプロデューサーが放つ圧倒的なカリスマ性のぶつかり合いにあります。白石聖や大原優乃らが見せる、未完成ゆえの脆さと爆発的な情熱は、画面越しに熱を帯びて伝わります。単なる青春群像劇に留まらない、魂を揺さぶるライブシーンの臨場感は圧巻です。 過去をやり直すというファンタジックな設定を軸にしながらも、根底にあるのは今この瞬間に全てを懸ける覚悟の尊さです。未来を変えるのは魔法ではなく、泥臭い努力と絆であるという普遍的なメッセージが、瑞々しい映像美と共に胸に突き刺さります。挫折を知る大人にこそ響く、至極の音楽ドラマと言えるでしょう。