実在のパフォーマンスグループGirls²がアニメの世界観を背負い自らを演じるという構成が、本作に唯一無二の輝きを与えています。夢を追う少女たちの瑞々しい葛藤は、物語でありながら彼女たちが歩んできた現実の軌跡とも重なり、観る者の胸を熱くさせます。単なるアイドルドラマの枠を超え、青春のきらめきを鮮烈に封じ込めた映像美こそが本作の本質的な魅力です。
原作アニメの様式美を継承しつつ、実写ならではの身体性が加わったことで表現の奥行きが飛躍的に増しています。アニメでは記号化されていた心の機微がキャスト自身の生きた表情で具現化され、ライブシーンの躍動感は実写だからこそ到達できた圧倒的な熱量を放っています。二次元と三次元が共鳴し合う、新時代のエンターテインメントがここに結実しています。