あらすじ
何の理由もなく、大型トレーラーに命を狙われる不条理サスペンス。スティーヴン・スピルバーグ監督がTVドラマ用に監督した記念すべきデビュー作で、その卓越した恐怖演出が話題となり、後に劇場公開もされた。
作品考察・見どころ
スティーヴン・スピルバーグの才気が爆発した本作は、平凡な日常が突如として逃れられない不条理な恐怖へと変貌する、サスペンスの極致です。顔の見えない運転手という「匿名性の恐怖」と、意志を持つ巨大な怪物のように迫り来るタンクローリーの圧倒的な威圧感が、観客の心拍数を極限まで跳ね上げます。
リチャード・マシスンの原作が持つ内省的な心理描写を、映像ならではのダイナミズムへと見事に昇華させている点も白眉です。過剰な説明を排し、デニス・ウィーバーの追い詰められた表情と猛烈なカメラワークだけで「剥き出しの生存本能」を描き切った演出は、まさに映画という媒体でしか成し得ない魔法と言えるでしょう。
興行成績
製作費: $450,000 (1億円)
興行収入: $2,544 (0億円)
推定収支: $-447,456 (-1億円)
※製作費・興行収入はTMDBのデータを参照しています。収支は(興行収入 - 製作費)で算出したFindKey独自の推定値であり、広告宣伝費や諸経費は含まれません (1ドル=150円換算)。