あらすじ
桃ノ木城を襲った雲切丸らを追い返した六人の勇士は悪逆な西国大将軍を退治に、孔雀の羽根の導くまま火の山へと向かう。孔雀の神を信仰する焔丸は正義の勇士に加わるが、西国大将軍は火の黄金を狙ってきた…。
作品考察・見どころ
里見浩太朗の瑞々しい躍動感と山城新伍らの重厚な演技が火花を散らす本作は、東映時代劇の黄金期を象徴する豪華絢爛なスペクタクルが最大の魅力です。完結篇にふさわしい壮絶な殺陣の連続は、単なるアクションの枠を超え、様式美の中に宿る情熱的な生のエネルギーを観る者の魂に直接訴えかけてきます。
七人の騎士が織りなす絆のドラマには、自己犠牲を厭わぬ正義と、運命に抗う人間の気高い精神性が凝縮されています。映像表現ならではの壮大なスケール感で描かれる圧倒的なカタルシスは、時代を超えて色褪せることのない勇気と希望のメッセージを私たちに鮮烈に突きつけてくれる至高の逸品といえるでしょう。