あらすじ
韓流スター、クォン・サンウが、大切な女性のために犠牲的な愛を捧げる主人公を演じた切ない純愛ストーリー。共演にイ・ボヨン、イ・ボムス。監督は詩人でこれがデビューとなるウォン・テヨン。共に両親を幼くして失ったケイ(チョルギュ)とクリーム(ウォン)は、高校で出会って以来、互いに最も大切な存在となっていた。しかし、心の内では愛し合いながらも、決してその愛を言葉にすることのない2人。ケイには、不治の病で余命わずかという秘密があったのだ。そして秘かに、自分に代わってクリームを生涯守ってくれる男性を見つけるべく奔走するのだが...。
作品考察・見どころ
この作品の真髄は、言葉にできない孤独と献身が交錯する究極の純愛美にあります。リウ・イーハオとアイビー・チェンの繊細かつ熱量溢れる演技は、観る者の心の深淵に触れ、愛の本質を厳しくも優しく問いかけます。映像美が二人の悲劇的な運命をより鮮烈に、そして残酷なほど愛おしく際立たせ、魂を震わせる深い余韻をもたらします。
韓国の原作を継承しつつ、本作は登場人物の機微をより多層的に描き出しました。映像ならではの色彩と音楽の調和が、原作以上に「共に過ごす時間の尊さ」を強調しています。相手を想うがゆえの嘘がもたらすカタルシスは、実写としての説得力を極限まで高めており、最後の一瞬まで目が離せない感情の奔流を体感できるでしょう。