

La Prière
20181h 47m★ 6.3ドラマ
あらすじ
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作品考察・見どころ
アンソニー・バジョンが体現する、極限状態からの魂の再生が圧巻です。自暴自棄な若者が、祈りと労働という峻烈な規律の中で徐々に変化していく様子を、言葉ではなく眼差しと肉体の震えだけで表現しており、観る者の心に深く突き刺さります。彼がベルリン国際映画祭で最優秀男優賞に輝いたのも納得の、凄まじい熱量を秘めた演技は、一瞬たりとも目が離せません。 セドリック・カーン監督は、安易な救済を描くのではなく、厳しい自然と沈黙を効果的に使い、信仰の本質を問い直しています。孤絶した山中での集団生活がもたらす連帯と孤独のコントラストは、映画ならではの没入感を生み出しています。ただの更生劇に留まらない、人間の意志と神聖な何かとのせめぎ合いを真っ向から描いた、静謐ながらも苛烈な傑作です。








