No synopsis available.
モノクロームの極彩色とでも呼ぶべき、類まれな映像美に圧倒されます。サンリオ的な愛らしさと資本主義の闇が同居するディストピアな世界観は、観る者の脳を直接揺さぶる劇薬です。2Dと3Dが混沌と混ざり合う実験的な映像手法は、公開から20年以上を経た今なお、古びるどころか未来の予言のように鮮烈な輝きを放っています。 望月久代による無機質で虚無感の漂う演技が、主人公のパンクな魂に命を吹き込み、巨大企業の陰謀という重厚なテーマを鋭利に描き出します。消費社会への強烈な批評精神と個のアイデンティティを巡るメッセージは、現代を生きる私たちに「飼いならされるな」と突きつける、剥き出しのパンク・ロックそのものです。
監督: t.o.L
脚本: t.o.L
制作: Kazuko Mio / Seiichi Tsukada / t.o.L
制作会社: Kinétique