No synopsis available.
アルゼンチン・タンゴの黄金時代を築いたマリアとフアン。本作は、愛と憎しみの狭間で踊り続けた二人の波乱の人生を、官能的なダンスと重厚な対話で綴る「魂の肖像画」です。ステップの一つひとつに宿る鋭い緊張感は、芸術が人生の痛みから昇華される瞬間を鮮烈に描き出し、観る者の心を激しく揺さぶります。 若きダンサーが過去を再現する演出は、記憶の美しさと残酷さを浮き彫りにし、老境に至った二人の言葉に圧倒的な重みを与えます。身体表現が言葉以上に「生きること」の真理を語りかける本作は、情熱を失いかけたすべての人へ贈る、至高の人間讃歌といえるでしょう。
監督: Germán Kral
脚本: Germán Kral
制作: ヴィム・ヴェンダース / Nils Dünker / Dieter Horres
撮影監督: Félix Monti / Jo Heim
制作会社: Lailaps Pictures