誕生日パーティーに集まった家族を襲う悲劇。固いきずなで結ばれていたはずの家族、友情、皆の心は次第に引き裂かれていく...。
本作は、人類の業と運命に抗う魂を、濃密なエロスとバイオレンスで描き出した異色のSF巨編です。世紀末特有の退廃的な空気感と、肉感的で有機的なメカニックデザインが織りなす映像美は圧巻の一言。観る者の生理的感覚を直接揺さぶるような独創的なビジュアル表現にこそ、本作の真骨頂が宿っています。 鈴村健一が放つ瑞々しい情熱と、三石琴乃が体現する圧倒的な神秘性は、過酷な物語に確かな血を通わせています。単なる刺激に留まらず、生命の根源的な欲望や存在意義を問いかける重厚なテーマは、時を経ても色褪せぬ衝撃を放ちます。映像の細部に宿る狂気と美学を、ぜひ全身で浴びてみてください。
制作会社: Mar Abierto Productions