あらすじ
革命の気運高まる1958年。バチスタ政権下にあるキューバの首都ハバナを舞台に、ギャンブラーと女革命家の燃えるような恋と運命を描く。ロバート・レッドフォードの代表作。
作品考察・見どころ
シドニー・ポラック監督が描く本作の神髄は、革命前夜のハバナが放つ退廃的で眩い終末観にあります。ロバート・レッドフォード演じる孤高のギャンブラーが、歴史の荒波の中で冷静さを失い、真実の愛に揺れ動く様は圧巻です。彼の静かながら熱を帯びた演技は、時代の変わり目に翻弄される人間の機微を完璧に体現しており、観る者の心を激しく揺さぶります。
個人主義を貫く男が情熱的な女性と出会い、己の生き方を問われる。この普遍的な葛藤が、政治とロマンスを深みのあるドラマへ昇華させています。豪華な映像美と哀愁漂う音楽が重なり、運命に抗えない切なさと愛の余韻を鮮烈に焼き付ける、まさに大人のための至高の映像叙事詩です。
興行成績
製作費: $40,000,000 (60億円)
興行収入: $9,243,140 (14億円)
推定収支: $-30,756,860 (-46億円)
※製作費・興行収入はTMDBのデータを参照しています。収支は(興行収入 - 製作費)で算出したFindKey独自の推定値であり、広告宣伝費や諸経費は含まれません (1ドル=150円換算)。