韓国映画の歴史において、女性たちの「欲望」と「本音」をここまで大胆かつ鮮烈に解き放った作品は他にありません。食卓を囲みながら交わされる過激で奔放な会話は、単なる性的な話題を超え、家父長制的な社会の中で抑圧されてきた個のアイデンティティを奪還する聖域のような空間を生み出しています。
主演のカン・スヨンらが見せる、虚飾を削ぎ落とした等身大の演技は圧巻です。彼女たちの揺れ動く視線や、ふとした瞬間に漏れる孤独、そして何より自らの生を自らの言葉で定義しようとする力強さは、今なお色褪せない輝きを放っています。観る者の魂を揺さぶり、固定観念という名の鎖を鮮やかに解きほぐしてくれる、自由への讃歌とも言える一作です。