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セルゲイ・ボンダルチュクが監督・主演を兼任した本作は、歴史の荒波に翻弄される人間の業と孤独を、圧倒的な映像美で描き出しています。重厚な美術と息を呑むような色彩設計は、権力の頂点にある者の栄光と、その裏側に潜む死の影を鮮烈に浮き彫りにし、観る者の魂を激しく揺さぶります。 特にボンダルチュクの熱演は凄まじく、罪悪感に苛まれながらも玉座を守ろうとする王の苦悩を、その鋭い眼差しと沈黙だけで体現しています。民衆の静かな視線が問いかける「真実」の重みが画面を支配し、壮大な歴史叙事詩でありながら極めて内省的な心理ドラマへと昇華されている点は、正に圧巻の一言に尽きます。
監督: Сергей Бондарчук
脚本: Сергей Бондарчук / Александр Пушкин
音楽: Вячеслав Овчинников
撮影監督: Вадим Юсов
制作会社: Mosfilm / Allianz Filmproduktion / Zepoli Filmove / Filmové studio Barrandov