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殺しの烙印
殺しの烙印

殺しの烙印

“一発...また一発...獲物に喰いこむ非情の銃弾!”

19671h 31m★ 7.2スリラー犯罪アクション
FOD

あらすじ

“失敗は死”という宿命を背負いながらNo.1の地位を目指す殺し屋たちの姿を描く。宍戸錠演じる、炊き立てのご飯の匂いを嗅いで恍惚となる殺し屋など、全編に緊張感と笑いを孕む異色のハードボイルド。鈴木清順監督唯一無二の問題作。 プロの殺し屋NO.3にランクされている花田五郎は、昔の仲間・春日の頼みで報酬五百万の仕事の片棒を引き受けた。依頼主は藪原と言い、ある組織の幹部を護送するのが仕事だった。ハイウェイで、後を追うようについてくる車に花田は銃を握りしめ、春日は汗びっしょりでハンドルをにぎった。だがその車は、何事もなく追い抜いていった。後部座席の男は、顔色ひとつ変えず悠然と煙草をふかしている。花田と春日は男の正体を知らなかったが、この男こそNo.1の殺し屋・大類進だった。車が山道にさしかかったころ、花田たちは突然銃弾の嵐を浴びた。大類の命を狙うNo.2の佐倉とNo.4の高らの一味だった。春日は高の銃弾の前に倒れ、高も春日の捨身の一発に倒れた。佐倉と一対一の対決の末、花田は佐倉を射止めた。残った一味の連中は、大類の銃弾の前に屍の山を作った。その見事な腕前に花田は愕然とした。大類を無事目的地に送り家に戻った花田は、妻・真実との愛欲に狂った。ある日、ふたたび薮原から殺しの依頼がきた。四人殺ってほしいという注文に、花田は自分の持つ最高のテクニックで次々と消していった。あと一人で今度の仕事は完了だ。そんなとき花田の元へ美沙子という女が訪ねてきた。最後の一人の殺害に手間どっている花田に、藪原が使者として寄こした組織の殺し屋の一人だった。最後の一人の殺害チャンスがなかなかつかめず、美沙子が連れ出したときに狙うという非常手段に出た。だが結果は、失敗した。殺し屋に失敗はゆるされない。花田は組織から命を狙われるようになった…。

作品考察・見どころ

鈴木清順監督の美学が炸裂した本作は、ジャンルの枠を破壊する前衛的な映像表現が最大の魅力です。モノクロ画面の鮮烈なコントラストと、論理を超えた独創的なカット割りは、観る者を幻惑の迷宮へと誘います。炊き立ての米の匂いに恍惚とする殺し屋という奇抜な設定さえも、清順美学の中では必然の美として昇華されており、そのスタイリッシュな映像世界には圧倒されるほかありません。 主演の宍戸錠が放つ虚無感と、序列に執着する男たちの狂気は、自己の存在証明を問い直す鋭いメッセージを放っています。映画という表現の自由を極限まで追求した本作は、時代を超えて感性を刺激し続ける永遠の金字塔です。

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キャスト

宍戸錠
宍戸錠
Gorô Hanada
南原宏治
南原宏治
No. 1
玉川伊佐男
玉川伊佐男
Michihiko Yabuhara
真理アンヌ
真理アンヌ
Misako Nakajô
小川真理子
小川真理子
Mami Hanada
南廣
南廣
Gihei Kasuga
No Image
長弘
Bartender
大和屋竺
大和屋竺
No. 4 Killer Ko
No Image
野村隆
No Image
宮原徳平

スタッフ・制作会社

監督: 鈴木清順

脚本: 榛谷泰明 / 鈴木清順 / 木村威夫

音楽: 山本直純

制作: 岩井金男 / 水の江瀧子

撮影監督: 永塚一栄

制作会社: Nikkatsu Corporation

TMDB ユーザーのレビュー

talisencrw
talisencrw
★ 9

If someone both hated black-and-white films and movies with subtitles, I would encourage them to see this corker. It has 'hilarious masterpiece' written all over it. Suzuki's gangster movies are a cinephile's delight, to be sure--and this is one of his very best. I cannot recommend it highly enough. If you need a really good laugh, love cinema and haven't seen it yet, I would recommend you RUN to your nearest film store and take a chance on it. It'll be the best 30 bucks you've spent in a very long time.

deepkino
deepkino

Branded to Kill is a supposedly hard-boiled action film that gradually turns into an absurd dark comedy, drifting through disconnected scenes and bizarre imagery. Revolving around a chubby-cheeked assassin obsessed with the smell of boiling rice, the film constantly undermines the conventions of gangster cinema with surreal humor and chaotic energy. Seijun Suzuki transforms what could have been a routine hitman story into a fever dream filled with eccentric characters, strange erotic tension, and visual experimentation. Its fragmented narrative and rebellious style make it feel less like a crime thriller and more like a cinematic act of sabotage against traditional studio filmmaking.

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