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松本清張のかげろう絵図

松本清張のかげろう絵図

1983★ 0.0

あらすじ

天保11年の春。大奥総出の花見の席で、大御所・徳川家斉(浜田寅彦)の若い側室・お多喜の方が事故死した。家斉は将軍職こそ家慶(伊庭剛)に譲っていたが、大御所として政治の実権を握っており、さらに家斉の愛妾・お美代の方(中島ゆたか)の養父・中野石翁(山形勲)が、幕閣を支配していた。政治の腐敗を正すため、寺社奉行の脇坂淡路守(北村和夫)は、隠密の登美(斉藤とも子)を女中として大奥に送り込み、動きを探らせていた。一方、親しくしていた医師・良庵(高松しげお)を石翁に殺された淡路守の甥・新之助(古谷一行)は、石翁への復讐を決意する。新之助は恋仲の謡の師匠・豊春(山口果林)を石翁の屋敷に潜入させる

作品考察・見どころ

本作の真髄は、松本清張特有の冷徹な人間洞察が、絢爛豪華な大奥の闇と鮮烈に混ざり合う点にあります。古谷一行が放つストイックな色気と、山形勲の重厚な威圧感が火花を散らす緊密な空間。それは単なる時代劇の枠を超え、権力の渦に呑まれていく人間の業を冷酷なまでに描き出した、極上のポリティカル・サスペンスと言えるでしょう。 膨大な情報量を持つ原作に対し、映像版は陰影を強調した色彩美によって「視覚的な息苦しさ」を際立たせています。文字で追う想像力を超え、陽炎のように揺らめく野望と滅びの美学を官能的に実体化させた演出は見事です。清張文学の深淵が、役者たちの緻密な演技で命を宿す瞬間に、観る者は激しく魂を揺さぶられるはずです。

スタッフ・制作会社

監督: 松尾昭典

脚本: 志村正浩 / 松本清張

音楽: 菊池俊輔

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キャスト

古谷一行
古谷一行
山口果林
山口果林
山形勲
山形勲
北村和夫
北村和夫
斉藤とも子
斉藤とも子

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