社会奉仕活動を命じられた心理学者が担当することになったのは、妻の浮気に落ち込む刑事のサポート。行動を共にし始めたふたりは、危険な事件に挑みながら、立ち直る道を見いだしてゆく。
かつての栄光に縋る男たちの滑稽さと哀愁を、ルイス・ヘラルド・メンデスら実力派が絶妙なアンサンブルで描き出しています。単なるコメディを超え、時代に取り残された表現者が「今」をどう生き抜くかという切実な問いが、極彩色のビジュアルとキレのあるリズムに乗せて放たれます。 ポップカルチャーの変遷への鋭い皮肉をスパイスに、自らのアイデンティティを再定義しようとする熱量は観る者の胸を熱くさせます。無様な姿を晒しながらも再び輝こうとする彼らの姿は、変化を恐れる現代人へ贈る最高のエンターテインメントと言えるでしょう。
FindKeyのエディトリアルチームがこの作品の深層や歴史を解説しています。
監督: Ariel Winograd
脚本: Charlie Barrientos
制作会社: K & S Films