本作の真の魅力は、インディーズ映画の伝説リチャード・リンクレイターをはじめとする若き表現者たちが放つ、荒削りで剥き出しの創造的熱量にあります。単なる記録映像の枠を超え、何かが生まれる瞬間の揺らぎや、既存の形式を打ち壊そうとするDIY精神が画面から溢れ出しており、観る者の表現欲求を激しく突き動かします。
インタビューの終わりが新たな対話の始まりを予感させる構成は実に見事です。完成された答えを提示するのではなく、創作の過程にある戸惑いや情熱そのものを映像に焼き付けています。映像表現の原初的な喜びと、時代の転換点に立ち会っているかのような圧倒的な臨場感こそが、本作を唯一無二のドキュメンタリーへと昇華させているのです。