あらすじ
13年ぶりの再演「サマータイムマシン・ブルース」と、 その続編となる新作「サマータイムマシン・ワンスモア」 そして、ワンスモア。あれから15年、彼らは再び部室へと。懐かしい写真、現役生たち。あの夏に置き去られた恋。 そこへ、まったく変わらないあいつが現れた。「タイムマシン3台!?」「ショッピングモール!?」15年の時をこえ、因果の糸は級数的にもつれる。「ブルース」と交互上演で放たれた、タイムスリップコメディの最新形。
作品考察・見どころ
緻密なパズルのような構成と、劇団の歩みが結実した圧倒的なアンサンブルが本作の真骨頂です。日常の些細な会話がSF的伏線へと繋がるカタルシスは圧巻で、計算し尽くされた台詞の応酬は観客を心地よい混乱と爆笑の渦へ誘います。緻密な脚本と、舞台特有の熱量が映像としてパッケージされた、正に奇跡的な映像体験です。
石田剛太ら俳優陣の円熟した演技は、過ぎ去った時間への愛おしさを鮮やかに描き出します。物理法則を軽やかに超える彼らの情熱は、観客の心に深いノスタルジーと明日への活力を灯すことでしょう。一度触れれば抜け出せない、多幸感に満ちた至高のエンターテインメントがここにあります。