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四年三組のはた
四年三組のはた

四年三組のはた

“産休に入る先生と産休補助の先生を通して、子どもたちに命の尊さや思いやりの心が芽生えていく。テヘラン国際児童映画祭で作品賞、監督賞を受賞した爽やかな感動作。”

19761h 26m★ 0.0

あらすじ

新学期の朝。ゆう子のクラス、4年3組に新しい担任の先生がやってきた。木村先生という若い女性の教師で、すぐにクラスのみんなと仲良くなった。それから木村先生は「私は10月に赤ちゃんが生まれます」とみんなに話した。みんなはびっくりした。人生にとってとても意味ある出来事に、この先生を通してみんなは出会うのである。そして木村先生は「自分がお腹にいた時の様子をお母さんに聞いてみたら」と提案した。ゆう子は母が実の母親では無かったので、自分がお腹にいた時のことを聞けずに悲しくなった。ある日、4年3組の父兄が学校にやってきた。産休先生では勉強に支障をきたすという抗議だった。だが校長に「生きた教育」を説かれしぶしぶ帰っていった。ゆう子はクラスの嫌われ者・京子とふとしたことから仲良くなり、家に遊びに行った。京子は家で犬の折り紙を折っていた。「犬はお産が軽いの。だきからこれを千匹折って先生にあげるの」。いつしかクラス全員が協力することになり、それを先生にプレゼントするのだった。二学期に入り、産休に入った木村先生の代わりに代用教員の横山先生がやってきた。赤ちゃんを産む先生、代わりに授業をする先生を通して、ゆう子の中に自分の母への優しい思いやりが芽生えるのだった。

作品考察・見どころ

本作の本質的な魅力は、教育の枠を超え、人と人が魂で繋がり合う瞬間の震えるような美しさにあります。泥臭くも純粋な子供たちの生命力と、理想に燃える教師の情熱がぶつかり合う様は、見る者の胸を熱く焦がします。一枚の旗に託された願いが個を束ねていく過程は、現代が失いつつある連帯の尊さを鮮烈に問いかけます。 原作の繊細な心理描写を、映像ならではのリアリズムで昇華させている点も見事です。活字では想像に委ねられた子供たちの切実な眼差しや、立石凉子の体当たりの演技が物語に血肉を通わせています。風にたなびく旗の視覚的象徴性は、言葉以上に雄弁に「自律」の尊さを語りかけ、観る者の心に深い余韻を刻み込みます。

原作・関連書籍

映画化された原作や関連書籍を読んで、映像との違いや独自の世界観を楽しみましょう。

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キャスト

立石凉子
立石凉子
南美江
南美江
No Image
桑山正一
樋浦勉
樋浦勉
No Image
前田昌明
八木昌子
八木昌子
絵沢萠子
絵沢萠子
真屋順子
真屋順子
No Image
柿崎澄子
No Image
岩本和弘

スタッフ・制作会社

監督: 藤井克彦

脚本: Takahisa Katsume

音楽: Takahiko Ishikawa

制作会社: Nikkatsu Corporation

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