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本作は、人間の内面に潜む無自覚な悪意やエゴを冷徹に切り取った、オムニバス・サスペンスの傑作です。鑑賞後に胃の奥へ鉛を流し込まれたような重苦しい後味こそが本作の真骨頂であり、高梨臨や田中要次ら実力派が、日常が静かに狂気へと反転する瞬間を凄まじい緊迫感で体現しています。 静寂を効果的に配した演出は観る者の倫理観を揺さぶり、社会の綻びを鋭く突くメッセージが深く胸に突き刺さります。単なる恐怖表現を超えた、出口のない迷宮に迷い込むような猛毒を孕んだ心理スリルを、ぜひその身で体感してください。
監督: 三木康一郎
制作会社: Nihon Eiga Broadcasting Corp.