ジマージュ(Gimages)は、フランスを拠点に活動し、2000年代初頭のヨーロッパ映画界において独立系映画の振興に大きく寄与した映画製作・投資会社です。同社の強みは、作家性の強い作品を商業的な成功へと導く卓越したプロデュース能力にあります。フランソワ・オゾン監督の『スイミング・プール』に代表されるように、洗練された映像美と緻密な心理サスペンスを融合させた作品群は、国際的にも高い評価を獲得しました。同社は、フランス独自の映画金融システムであるソフィカ(SOFICA)などを通じた資金調達においても重要な役割を担い、新人監督の抜擢からベテラン作家の野心作まで、幅広いプロジェクトを支援。フランス国内のみならず、ロシアのパヴェル・ルンギン監督作『オリガルヒ』のような国際共同製作にも積極的に参画しました。芸術映画の気品を保ちつつ、観客を惹きつけるエンターテインメント性を兼ね備えた作品を世に送り出したジマージュは、現代フランス映画の黄金期を支えた、信頼ある制作ブランドとしての地位を確立しています。